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  本庄工業の自由日記
先日の「住まいの熱源を考える・・・ガスと電気と太陽光」の勉強会は、多くのご参加を頂きました。そして、東邦ガスさん、パナソニックさん、島電気商会さん(太陽光)からそれぞれ説明をしていただきました。

物事には何でも長所と短所が多かれ少なかれありますが、世に出ている沢山売らんがための商品の多くはいいことしか謳われていない事が多く、時に深刻なトラブルになったりします。住まいでも同様に長所と短所が混在していますし、特に、私たちの取組んでいる木の住まいづくりはしっかり短所も伝えないといけないと思っています。

そうした中、今回ご協力いただきました3社さんにもいいことアピールだけでなく、ちゃんと注意点もお話いただきました。

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特に、太陽光発電に10年以上傾倒している島電気の北川さんは、「みんながやめちゃう位、注意することしか言わないかも」と言っていたように(タイトルは「太陽光の光と影」)多くの太陽光の売り手が言う“手放して素晴しい!”では全くなく、“いいことも悪いこともわかってから太陽光が好きならやってください”のスタイル。売電が倍だとか、何年で元が取れるとかほとんど言わない。強調していたのは、とにかく毎日、毎月の発電量を記録するくらい気にして、好きになって下さいということ。北川さんは、何年もとても原因がわかりにくい装置の不具合への追究を手弁当で取組んでこられ、そして自己流のメンテナンスを考え、取組まれてきています。個人的に、そんなお金にならないようなことを一生懸命する人を目茶苦茶信用してしまいます。(だから、ぶれなければ、お金は後からついてくるんです。)
そんな北川さんは富士山の小屋まで太陽光を設置して、メンテナンスも継続しているのです。感服。

                                 (港の太ヨーコ)より

【2011/02/08 12:29】 | 森すみNOW
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