本庄工業の自由日記
26日(土)には郡上で「伐採・製材見学会・・・1本の木が柱や梁になるまで」というイベントを行いました。
午前中は郡上市美並の山で、100年生の桧を2本伐採するのを見学しました。

いつものように古川林業の若きイケ面の二人のきこりさんが、伐採の仕方を丁寧にわかりやすく説明。今回は特に説明用の切り株まであり、周到な用意でした。
直径約35cmの1本目の桧はすんなり伐採。

そして二本目。林道の角近くにある、同じ100年生だがかなり太い桧。よく見上げるとかなり背もある。

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倒す方向を狙いすまして受け口と追い口を入れて、そしてクサビを打ち込む、打ち込む。ゆっくり倒れていく、倒れていく。

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しかし、打ち込んでも、打ち込んでも、これ以上倒れていかない。上空で枝が絡み合い、倒れていかない。さらに、チェーンソーで切り口を補正したり、クサビを追加したりしても、なかなか倒れない。
枝がどこに飛ぶかわからないので、参加者みんなは、かなり下がって固唾を呑んで見守る。

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上空でバキッと音を立てて、枝が落ちてきて、さらにクサビたたいて、やっと倒れました。約30m直径約45cmの桧は今まで見た中で一番大きな音と、振動でした。大きな拍手。

簡単に倒されない、倒れない、粘り強い気持ちをもった桧は縁起がいいかも。それにしても、伐採の作業の大変さもわかりました。

そして、空から明るい日差しが差し込んできました。

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次ぎの多くの木のために光を送るために、森での一つの木の命(100年)が終わりましたが、次に製材をされ柱になって新たな命が宿ります。少なくともさらに100年は強く生きていきます。
100年前に山で植林をされた先人の努力と自然の力に、深く感謝したいと思いました。

                  (木の家ランナーズ1号)

【2012/05/28 13:52】 | イベントの森
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大垣M邸の水との戦いはまだ続く。今日は大安で建前予定でした。
東京はスカイツリーのオープンで賑わっていますが、こちらはそんなに浮かれる訳にはいきません。

昨日の昼に、今日の雨確立に変化があり、「弱い雨かもしれないが50%以上になったから」ということで監督の武田君が決断。おめでたいことではありますが、大切な住まいの大きな一歩の日、慎重に心して進めていきます。

朝起きた時、家のまわりの道は少し濡れていましたが、現場には少し水溜りが。でも、曇って、青空もあって、“やれたじゃないか?”っていう気にもなりましたが、どうなるかわからない天候の心配することなく、潔い決断だったと思います。

ということで、いの一番の柱一本だけ建てました。

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お施主様支給の郡上の石も使います。

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10時以降にパラパラと降ったり止んだり。さあ、明日仕切り直しです。

                         (さすらいのウォッチャー)

【2012/05/22 16:58】 | ただ今建築中
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木曽路は藪原宿の木祖村の水木沢天然林(国有林)はサワラと桧に加え、ブナやハンノキなど広葉樹もたくさん。

こんな風にサワラとブナ(斑模様)が仲良く、谷沿いに

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ん?・・・仲良さそうはいいが・・・

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ちょっと仲良すぎでは?
でも、中はどうなっているの?自然は不思議がいっぱいです。

来週26日の郡上での伐採見学でも、楽しい自然が探せるかな?
人工林と天然林では違いますが、星宮神社近くにはありそうですね。

                      (木の家ランナーズ1号)

【2012/05/18 10:42】 | 未分類
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輪之内の「通り土間と離れと木沢山の家」のお施主様のY様の自主施工もGWでほぼ完了。

家の軒裏や柱、梁などの木部をドイツのオスモで2度塗りして要領をつかんで挑んだ木格子。

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やり始めると細かいところがとても面倒なんです。そして、細かい動きをするので手首が疲れてきます。そして、大きな格子だと移動するのに重い。一人ではとてもきつい作業となりました。

それでも、がんばったY様はGWをほとんど休むことなく、格子とベランダ材を塗り上げ完了。

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そして、シラスの塗り壁のそとん壁が塗られた所に取り付けられました。
すごくいい色合いです!足場が外れる御開帳が楽しみです。

(さすらいのウォッチャー)


【2012/05/17 07:41】 | ただ今建築中
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4月中旬の長野マラソンの後、木工アーティスト?糸鋸ミュージシャン?、いずれにしても既製のカテゴリーではくくれない芸術家のナルカリさんと、550年(実はもう570年近い)の大サワラを見た時、ふと横に目をやると変った木がありました。

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思わず、パチリ。後で聞くと「根上がりの木」というらしい。「えっ?値上がり?」「そんなに高く値が上がっていくの?」「すごい」と思ったんですが、字を書いてもらうと・・・。

この現象は、倒木や切り株の上で種子から発芽して大木に成長したもの。親木から
大量に散布される種子の中で運良く発芽して大木に成長することのできるものは極わずかで、倒木や切り株などは種子にとっては、 土壌の腐朽菌が少なく、また高い分だけ光を受け易いので
良い場所という。そして、年月とともに大きくなり、 元の倒木や切り株は朽ち果ててその姿を消してしまうと、またいだままの状態になるのです。

建築の構造材には使えませんが、希少価値があるのでまさに“値上がり”してもおかしくはないです。でも、使えるとしたらどこかな?

そういえば、森のすみかの入り口のクスノキも10年前に切り株から発芽したもので、今は大きくなっています。切り株もほとんど形もなくなりました。自然の生命力に感服です。

                          (木の家ランナーズ1号)

【2012/05/15 10:22】 | 未分類
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